AGA(男性型脱毛症)治療に使われるミノキシジルとは?

AGA治療に使われるミノキシジルとは?

発毛・育毛に効果のある「ミノキシジル」。いったいどのような効果が
あるのでしょうか?
ミノキシジルの成分が含まれている育毛剤といえばリアップシリーズ。

「リアップX5」を私は3年程使用していますが、今までAGA(男性型脱毛症)
治療に有効なミノキシジルのことについて詳しく知らなかったので、
今回すこし掘り下げてみました。

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ミノキシジルが開発された経緯!

「ミノキシジル」は経口血圧降下剤として、1970年代後半にアメリカの
製薬会社によって開発され使用されていました。

その副作用として、全身の多毛症を頻繁に引き起こすことから、
ミノキシジルが発毛・育毛に有効な成分だと発見されたのです。

たまたま発見されたようですね。



ミノキシジルの効果!

「ミノキシジル」は髪の毛を生成する毛母細胞に働きかけ、毛母の細胞分裂を
活性化させる働きがあります。

頭皮の血行不良を原因とするO型薄毛には、血行を活発にする働きが
あるミノキシジルが効果的とされています。

ですが、M字型の薄毛にはミノキシジルの効果が薄いとも言われています。
私はM字型の薄毛なので効果が感じられないのかな?



AGA(男性型脱毛症)の治療に有効な成分は、ミノキシジルとフィナステリドの2種類があります!

「5αリダクターゼ」が抜け毛を多発させる原因とされていますが、AGAの
治療に効果のある成分フィナステリドは5αリダクターゼを抑制して、
生え際も含めて抜け毛を抑える効果があると言われています。

・フィナステリドは抜け毛の抑制効果。

・ミノキシジルは発毛効果。

この2つの成分は髪の毛に良い異なる効果があることから、AGAの治療に
併用して利用されるケースが多いそうです。


フィナステリドも他の目的で使用されていた!

「フィナステリド」は、前立腺肥大症や前立腺がんの治療に
使用されてきた薬です。

投与した患者の一部に髪の毛が濃くなる現象が現れたことから、
薄毛の改善に効果があることがわかったそうで、これもまた毛髪環境の
改善のために開発されたものではないのです。



副作用に注意が必要!

フィナステリドを主成分とするプロペシアとミノキシジルを主成分とする
リアップには副作用があります。

プロペシアの副作用には、性欲減退、勃起不全や精子数の減少といった
男性機能の低下があるそうで、医師からの処方箋が必要で薬局などでは
購入できません。

AGA治療薬として認証されているとはいえ、プロペシアは薬ですから
様々な注意点があります。



リアップはご存じのとおり薬局などで購入できますが、説明書にしっかり
可能性のある副作用が書かれています。

頭皮の発疹・発赤・かゆみ・かぶれ・頭痛・めまい・胸の痛み・心拍が
速くなる・手足のむくみなどで、そのような症状が現れたら場合は、
医師又は薬剤師に相談するようにと書かれています。

AGAの治療に用いられているこれら2つの成分は偶然の産物ですが、
これからもこのような発見の可能性は十分にあることでしょう。

今後、AGAの治療にもっと効果のある成分の発見に期待したいですね。


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