ドライマウスだと薄毛?その原因と対策!

ドライマウスだと薄毛?その原因と対策!

唾液が少ない方は、近い将来薄毛になりやすい。
既に薄毛で悩んでいる方は、ドライマウス(口腔乾燥症)だという人も
多いのではないでしょうか?

ちなみに薄毛の私も「すぐに口の中が渇く。」「他人との会話は数分で
話しにくくなる。」このような症状がありますから、
完全にドライマウスです。


「口臭が気になる。」といった症状も、ドライマウスが原因の一つと
言われていますが、とりあえず自分の口臭は気にならないです。
自分では分からないだけかもしれませんが…

日本には自覚症状のない人も含めると、約800万人いると言われている
ドライマウス。
このドライマウスが薄毛に影響するのは間違いないと思いますから、
その原因と対策についてまとめました。

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なぜドライマウスで薄毛になるのか?

ドライマウスは、唾液の分泌量が少なくなることで起こりますが、
実は唾液には髪の成長に大きく関わるIGF-1を増やす働きがあるのです。

IGF-1とは髪の成長をうながす成長因子で、薄毛の方はこのIGF-1
少ないと言われています。

唾液に含まれている「シアル酸」は、胃の中で知覚神経を刺激する
「遊離シアル酸」という物質に変わります。

知覚神経が刺激されると、IGF-Iが増えることはカプサインなどで
有名な話ですが、ドライマウスで唾液が少ないとこのIGF-Iが少なくなり、
薄毛に繋がるわけです。


ドライマウスの原因!

ドライマウスの原因!

ドライマウス患者は中高年層の女性に多い。
唾液腺はホルモンの影響を受けやすく、女性ホルモンが減少する
更年期の女性はリスクが高くなる。

しかし、性別を問わず以下のことが原因で発症します。

薬の副作用
薬の副作用の中に「口渇」が多くあり、中でもドライマウスを
引き起こしやすい薬は、アレルギー症状を和らげる抗ヒスタミン薬
・鎮痛剤・高血圧の薬・抗うつ薬などです。

口呼吸
鼻炎など鼻に疾患のある方は、口呼吸になりやすい。
口呼吸すると唾液が蒸発しやすく、口内が渇いてしまう。

朝食を食べない
起床時はもっとも唾液の分泌量が少なく、口内はとくに乾いた状態です。
朝食をとらないと、乾いた状態がながく続いてしまう。

よく噛まないで食べる
噛めば噛むほど唾液は分泌されますが、食事の時にあまり噛まなければ
その分唾液の分泌量が減る。

ストレス
自律神経によってコントロールされる唾液の分泌は、ストレスによって
唾液の分泌が鈍くなりやすい。

病気
脳血管障害・糖尿病・腎不全などの病気でも、口やのどが渇きやすく
なることがある。

シェーグレン症候群
目の乾きと唾液の分泌量低下を起こす自己免疫疾患。
中高年の女性に多く見られるが、シェーグレン症候群の原因は
まだ解明されていない。
全国に50万人の患者がいると言われています。


ドライマウスの対策!

ドライマウスの対策!

食事の際、ドライマウスの方は最初にお茶などで口を潤してから
食べるといった方が多いのではないでしょうか。

食べる前に口内を潤してしまうと、唾液が分泌されにくくなります。
ですから、水分量の少ないものから食べれば、自然と唾液の分泌量を
多くすることができ、ドライマウスの改善に繋がります。

その他にも

・梅干やレモンなど酸っぱいものを食べる。

・よく噛んで食べる。

・ガムを噛む。

・食材は大きめにし、噛む回数を増やす。

これらを実行するだけでも、唾液の量が多くなりますから、
育毛のためにも日頃から心掛けましょう!


最後に!

私の場合、重度の花粉症から市販の鼻炎薬の服用が、
ドライマウスの大きな原因と思われます。

間接的に花粉症が薄毛を助長しているわけですが、
直接、花粉症が頭皮に悪影響を与えることもあります。

詳しくはコチラ⇒ 花粉症と抜け毛の関係

育毛は日頃の地道な心掛けが大切ですから、ドライマウス対策のため
食事の際、口を潤さずによく噛んで食べること。

これだけでも日頃から心掛けようと思います。