ガン予防の効果があるブロッコリーに、育毛効果があると「近畿大学」と
「毛髪クリニック リーブ21」が、共同で研究結果をまとめたそうです。
育毛効果があるのは、ブロッコリースプラウト（新芽）。普段よく
口にするもじゃもじゃのブロッコリーではなく、発芽したての新芽。
もともとブロッコリーは栄養価が高く、糖尿病・風邪の予防や美肌効果が
あることが知られていました。今回の研究結果によると、スプラウトにより
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今回の研究結果！
人間の毛根から髪の毛を育てる毛乳頭細胞取り出して培養。
発芽したてのカイワレダイコン風のスプラウトを、水に溶かして
抽出したエキスを毛乳頭細胞に垂らすと、細胞の数が約1.8倍に増えた。
髪の毛が伸びる時に出る物質（BMP4）の量も４割アップした。
近大薬学部の川崎直人教授によると、「スプラウトのどの成分に効果が
あるか突き止めたい。食べても毛が伸びるかは不明」だそうです。
スーパーでも買えるので、もし食べても効果があるならブロッコリー
スプラウトは売り切れ状態になりそう！というより、自分でこっそり
栽培する方が多くなりそうです。
この研究結果は、熊本市で3月27日から開かれる日本薬学会で
発表するそうです。
ブロッコリーの栄養価！
普段食べる花蕾というつぼみの集まった部分にも、育毛にとって
必要な栄養が豊富。
ビタミンCはレモンの２倍、キャベツの4倍も含まれています。
他にも、ビタミンA・ビタミンB1、B2・ビタミンＥ・カリウム・リン・
鉄なども多くに含む野菜です。
また、ブロッコリーには化学物質のサルフォラフェインが含まれています。
この物質が、発ガン物質を解毒し活性酸素を取り除く働きのある
キノン化合物還元酵素（善玉酵素）を活性化させる作用があります。
ブロッコリーは育毛に良い野菜！
貧血や冷え性に効果のある鉄分は、ニンジンの２倍含まれていて、
100g中1.9mg。
冬場に冷え性から頭皮の血行が悪くならないように、ブロッコリーの
旬である11月から3月頃まで、積極的に食べれば抜け毛の抑制に
期待できそう。
皮膚や粘膜の保護、正常な細胞分化などに欠かせないビタミンAと
ビタミンCが多く含まれていることから、頭皮を乾燥から守る役目も
果たしてくれそうです。
ブロッコリーの青さのもとである葉緑素は、血液をサラサラにする
働きがあり、血行が悪くなりがちな冬には、ぜひとも食べておきたい
野菜。
最後に！
ブロッコリースプラウトで一番気になるのが、「食べても毛乳頭細胞が
増殖するか？」ではないでしょうか。
この点の研究報告が待ち遠しいです。自然の野菜を食べて育毛となれば、
健康的で理想ですね。
薄毛の希望の光が陰らないように願いたいです！