育毛にリコピンの抗酸化作用がいい!

育毛にリコピンの抗酸化作用がいい!

主に、トマトに含まれる「リコピン」の抗酸化作用が、身体の老化を防ぎ、
抜け毛の減少に繋がるようです。

リコピンとは、カロチンの一種で、身体の酸化を防ぐ抗酸化力が
非常に強い栄養素。

β‐カロチンの約2倍、ビタミンEの100倍抗酸化作用があり、
美容目的で注目が高い栄養素です。また育毛や美容の他に、

ガン・心臓病・高血圧にも、効果があるといわれています。

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活性酸素が溜ると身体の老化!

人は呼吸すれば、体内に酸素を吸収するのですから、一定の割合で
活性酸素が発生します。さらに、ストレス・喫煙・飲酒でも活性酸素が
溜まります。

人は、歳を重ねると活性酸素で老化していくと言っても過言ではないでしょう。

活性酸素は、細胞や組織を酸化させていくため、ガン細胞が生まれる可能性もあり、
生活習慣病の原因の一つといわれています。

しかし、活性酸素は細菌やウィルスの殺菌にも使われるため、必ずしも
悪いばかりではないのですが、過剰になると問題になるのです。

当然、毛母細胞や栄養を送る血管にも、悪影響ですから、薄毛の
原因にもなります。


抗酸化作用が抜け毛にいい!

リコピンの持つ抗酸化作用が、毛母細胞の酸化による老化を防ぐことで、
髪の成長を阻害しない。

また、紫外線や酸素によりできた酸化皮脂が、薄毛の原因のひとつと
いわれていますから、活性酸素を中和することによって頭皮の酸化も
抑えることになり、抜け毛の減少に繋がります。

さらに、抗酸化作用は、悪玉コレステロールの酸化を抑えるため、
血流を改善する効果があると考えられています。

血流が悪いと、髪の生成に必要な栄養が、毛根へ運ばれなくなり
抜け毛の増加に繋がりますが、リコピンの持つ抗酸化作用で血流が
良くなれば、抜け毛が改善する。


食材100gあたりのリコピン含有量

ミニトマト 8.1 mg
ピンクグレープフルーツ 3.2 mg
スイカ 3.2 mg
トマト 3.0 mg
0.7 mg

にんじん・ナス・ピーマン・パパイヤ・サクランボ・プラムなどにも
リコピンが含まれています。

どれくらいリコピンを摂ればいいの?

リコピンは、1日15mgの摂取が理想。Lサイズのトマト約2個分(約500g)が目安です。

これを毎日食べるのは現実的に難しいですが、トマトジュースなら1缶(190g)に20mg前後のリコピンが含まれていますから、この方が継続して摂取できます。
ちなみにトマトケチャップなら大さじ4杯強(約75g)です。

また、生トマトよりも熱を加えて調理したほうがリコピンの吸収が良いといわれています。


最後に!

また、夏はリコピンを含む食材の多くが、旬の時期なので、積極的に摂取して
育毛に励みましょう!

リコピンは、育毛効果以上に健康維持には大切な栄養素です。
カゴメ総合研究所および、複数の研究機関と行った共同研究の機能・
効能が紹介されているのがコチラです。
参考までに!