肥満と薄毛の関係!


肥満と薄毛の関係!

肥満の人は、よく汗をかいているといったイメージがありますが、
それと同時に髪が薄い人が多いように思います。

育毛の観点からすれば、肥満体型になる行動・習慣そのものが、髪の成長を
阻害しています。

また肥満になることで、抜け毛を招きやすい体質になってしまいますから、
30代、40代の方は特にメタボ体型にならないように注意したいですね。

肥満が髪に及ぼす影響について考えてみました。


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皮脂の過剰分泌が及ぼす影響!

肥満ということは、体内に多くの脂肪を抱えていますから、皮脂腺から
分泌される皮脂量も多くなります。

当然、頭皮の皮脂も多く分泌されますから、過剰に分泌された皮脂は酸化し、
これが毛穴を塞いでしまうことで、毛根が酸欠状態になり髪の成長を阻害します。

そんな状態が長く続けば、健康な髪が育ちにくくなり、弱々しい髪または
抜け毛に繋がります。


多量の汗が及ぼす影響!

肥満の方は、皮下脂肪が多いことで体温が上がりやすくなりますから、
汗も多くかきますが、頭皮が汗でベタベタした状態が続くと汚れがたまり、
それを好む皮膚ダニや雑菌が増える。

その結果、脂漏性湿疹を引き起こしてしまう可能性があり、それが原因で
脱毛となることもあります。

本来、頭皮の汗や皮脂は結合して皮脂膜をつくり、頭皮を紫外線から
守る働きがありますから、必要なものです。

しかし、肥満が原因で過剰に分泌される汗や皮脂は、頭皮環境を
悪化させる可能性が高くなります。



血行不良が及ぼす影響!

肥満になると、血液中の中性脂肪やコレステロールが増加します。
それが血液をドロドロにし、血液の循環が悪くなり、毛根に必要な
栄養が行き渡りにくくなります。

また髪の生成は、体全体の血行が良くないと支障が生じます。
体内の脂肪が多いことで、血管が圧迫されて狭くなり、臓器にも
悪い影響を及ぼし、髪に必要な栄養が生成されなくなります。



いびきが起こす影響!

なぜいびきが髪に影響するかというと、髪の成長は、深い睡眠の
ノンレム睡眠時に分泌される成長ホルモンによって成長すると言われています。

ですから、いびきをかくことで浅い眠りになり、成長ホルモンが
あまり分泌されなければ髪の成長にも支障が出ます。

肥満の方は、いびきをかく確率が高くなります。
その理由は、首周りや気道に多く脂肪がついていることで、
睡眠時に気道が狭くなり、空気の通り道をふさぎます。

それにより、大きな抵抗が生じやすく、粘膜が大きく振動することで、
いびきが発生します。

肥満は睡眠の質も下げますから、改善することが望ましいです。


最後に!

肥満は様々な病気を引き起こすきっかけになりますから、適度な運動・
食生活の改善など、生活習慣を見直すことで予防・改善に努めましょう。

またコマメに頭皮の汗を拭き取ることや、いびきをかかないように
工夫することで、薄毛の進行を防ぎましょう!