薄毛頭に栄養を補給しても水分が足りないと髪は育たない!

薄毛頭に栄養を補給しても水分が足りないと髪は育たない!

水分不足は薄毛の大敵!
当たり前のことですから、わかっている方が多いことと思いますが、
意外と寒い冬は見落としがち。

特に、睡眠中の水分不足は命に関わります。実際に脳梗塞・心筋梗塞で
亡くなる方の多くは朝方。寝ていてもおよそ250mlの汗をかくと
言われていますから、朝方に水分不足からこれらの病気を発症する確率が
高くなるそうです。

そんな状態では、とうぜん髪の毛にも良いハズがありませんから、いくら栄養を
十分摂取しても、水分不足では薄毛が進行する確率が高くなります。
そうならないために、水の大切さを紹介します。

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人の体の60%ぐらいは水分!

体内の水を大きく分けると細胞内に存在する「細胞内液」、
体内を循環する血液などの「細胞外液」。
細胞内液が体内水分の約3分の2、残りの3分の1が細胞外液。

血液は体全体に、栄養や酸素などを運ぶ役割を担っていると同時に、
老廃物や毒素などの不要物を運んで、体外に排泄するという健康な髪や
頭皮環境を整える上でも大切な働きがあります。

その血液の半分以上が血漿(けっしょう)で、90%以上が水分。
ナトリウムイオン・塩化物イオン・タンパク質など、様々な成分が血漿に
含まれ、体の隅々まで必要な栄養・酸素などが運ばれていきます。



体内の水分の役割!
薄毛頭に栄養を補給しても水分が足りないと髪は育たない!

血液の流れ

血液は老廃物も運ぶため、クリーニングする必要がありますが、循環の過程で
腎臓によってクリーニングされます。
腎臓機能が低下すると、体内に老廃物が溜まって体のむくみの原因に。
もしむくみが頭皮にあらわれると、頭皮に悪影響がでるので腎臓も育毛に
とっては大切な存在。

また腎臓は尿の排出量によって体内の水分を調節しています。
健康な人の尿の量は、1日約1.5リットル程度。
体内の老廃物を出しきるには、最低でも500mlの尿を排出する必要が
あると言われています。

もしそれ以下なら、水分摂取量が足らず、不要物を体内にため込んでいる。
同時に、血液がドロドロ状態で、体全体に栄養が行き渡っていない可能性が
高い。


体温調節

水分は体温調節する重要な役割もあります。
水は蒸発するときに熱をうばう性質があり、気温が高かったり運動したりして、汗をかくのは体温を下げるため。

人間は1日に皮膚から約600ml、呼気から約400mlの水分を蒸発させています。
これは、代謝で発生したよぶんな熱を水が受け取り、気化熱にかえて蒸気として
体外へ出しているのです。

人間は、体温が12℃くらい上がったり下がったりするだけでも、
体調を崩すので、それを防ぐ役割のある水はとても重要。



1日の水の必要摂取量!

1日に最低限摂取しないといけない量は、1.2リットルといわれていますが、
摂取できていない方が多いようです。

だからと言って、一度に大量の水を飲んでも、体内に吸収できる量は
限られますから、ほとんどが排泄されてしまう。効果的に水を体内に
取り込むには、コップ1杯(200ml)の水を16回以上飲む。

特に注意が必要なのは、睡眠中の水分不足。血液がドロドロになり十分な
栄養が運ばれなければ、怖い病気を引き起こすとともに、毛根が死滅。

薄毛にはどちらも恐ろしいですから、寝る前にコップ1杯(200ml)の水を
飲むことが大切です。また、起床時は体内の水分が一番不足している状態ですので、
起きたらすぐ水を飲んで渇ききった体を潤しましょう。



最後に!

就寝前にお茶を飲んで水分を摂るのは控えた方がいいです。

麦茶はカフェイン含有量が0ですが、その他のほとんどのお茶には、
カフェインが含まれています。清涼飲料水にも含まれているので、カフェインの
利尿作用・覚醒作用により睡眠を阻害し、眠っている間に育つ髪に悪影響です。

要するに、「命の水」とも言われている就寝前のコップ一杯の水を毎日飲む。
そのことを習慣付けることが育毛にも繋がる。

さらに起床時、口の中を潤す程度の摂取でも、死に関わる病気を避けられる
ことと思います。