薄毛なら避けたい貧血からくる抜け毛!

薄毛なら避けたい貧血からくる抜け毛!

薄毛のあなたは貧血ぎみではないですか?

貧血だから抜け毛が多く、髪がだんだん薄くなっていくのかも
知れないです。

貧血の原因は90%以上が鉄分不足によるもの。しかし鉄分不足だから
といって、すぐに貧血になるわけではないのです。


じつは体内の肝臓や脾臓、骨髄などに予備として鉄分は
蓄えられているのです。もっとも多く鉄分が蓄えられているのが、
血液に含まれるヘモグロビンで60%以上を占める。

貧血として症状があらわれる時には、すでに体内に鉄の予備が
ない状態で「鉄欠乏性貧血」といいます。

貧血と抜け毛の関係、髪に与える影響と改善策について
まとめてみました。

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髪と鉄欠乏性貧血の関係!

十分な鉄分がヘモグロビンに蓄えられていないと、赤血球の構成にも
影響がでて、酸素が全身に運ばれにくくなる。

そうなれば、毛根も酸素不足となり毛母細胞の活動が鈍くなって、
髪にも何らかの悪影響がでる可能性があります。


また鉄欠乏貧血になると、休止期脱毛を発症させると言われています。
本来のヘアサイクルは、

成長期退行期休止期自然脱毛  
といった流れですが、成長期にあるはずの髪が急に休止期に移行して
抜け毛を増加させるといったものです。

抜け毛のなかに、成長しきれていない髪が多い方は、他の要因も
考えられますが、鉄不足にも注意が必要です。



鉄欠乏性貧血の対策!

体の不調の原因になりますから、育毛のためにも貧血は日々の
食生活を見直して改善しましょう!

厚生労働省の発表によると、1日の鉄分の推奨量、上限量は

成人男性の推奨量77.5mg 上限量50mg

成人女性の推奨量66.5mg 上限量40mg

鉄分は亜鉛と同じで、摂取した量がそのまま体内に吸収されません。
鉄分の吸収率が良いといわれる動物性食品でも、摂取量の25%程度。
植物性食品に至っては、10%以下。

ですから日々の食事で、鉄分が多く含まれる食品を積極的に
とることが大切です。

鉄分が多く含まれるものは以下の食品です。

レバー・卵黄・ひじき・煮干し・ほうれん草・パセリ・小松菜・ごま・
焼きのり・あさり・しじみ・きな粉・油揚げなど

鉄分を効率よく体内にとりこむには、クエン酸やビタミンCと
一緒に摂取する。これらには鉄などのミネラルを包み込んで
吸収しやすくするキレート作用が働くため、吸収率を高めます。



鉄分の吸収を妨げる要因!

コーヒー・紅茶・緑茶などに含まれる渋みを感じさせる成分は、
鉄分の吸収率を下げるので、食事の前後1時間くらいは空ける。

シュウ酸・フィチン酸の同時摂取や食物繊維のとりすぎなども、鉄分の
吸収を阻害しますが、育毛には栄養バランスが大切ですから、
鉄分だけではなく全体のバランスを心掛けましょう。

また、育毛に重要な亜鉛を過剰摂取すると、鉄分の吸収を阻害する。
反対に、鉄分を過剰摂取すると、亜鉛の吸収を阻害する特徴があります。

サプリメントなどを利用して、鉄分や亜鉛を補おうと考えている方は、
覚えておいたほうが良いです。



最後に!

食事から鉄分をがんばって摂取しても、過剰摂取になることは
ないので、安心して鉄分を多くとることに努めましょう!

ただ、育毛目的で亜鉛をサプリメントで多く摂取している方は、
鉄分不足になりやすいですから注意が必要。

育毛のために亜鉛だけを摂取しても、髪の健康は保てないようです。
何事も全体のバランスが大事ということですね。


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