頭皮が硬くなっていく原因は筋肉の衰え!



さいきん気付いたのが、頭皮が異常に硬くなっていること。

育毛剤を使い、頭皮の血流改善に努めていても、
頭皮がどんどん硬くなっていくように感じるこの頃です。

もちろん、もともと頭皮が硬いので、このカチカチな硬さが災いして
抜け毛が増えるというわけではないですが、

気になりだすと何だか気持ち悪いので、頭皮が硬くなっていく原因について
いろいろ調べて自分の頭皮が硬くなっていく原因を探ってみました。

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頭皮が硬い要因

頭皮が硬くなる要因で、いちばん育毛に悪いのは血行不良ですね。

こちらでも紹介しています

しかし、もともと硬い人がいるのも確かなので、
その他にも頭皮の硬さが決まる要因があります。

そもそも頭皮には筋肉がないため、頭蓋骨の上に帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)という
皮下脂肪の層があるだけ。
つまり皮下脂肪の状態により頭皮の硬さが決まる。

ですから、いくら頭皮の血行が良くても、
保湿力に関わるコラーゲンやセラミドなどが少なかったり、
この帽状腱膜が引っ張られたりすると、突っ張った頭皮となり柔軟性が生まれない。

私個人の場合は、おそらく後者が原因で頭皮がどんどん硬くなっていくのだと思います。



頭皮が引っ張られる原因

頭皮が硬くなっていく原因は筋肉の衰え!

帽子をかぶって隠れる部分が筋肉のない部分といわれており、
その頭皮をまわりの「前頭筋」「側頭筋」「後頭筋」が支えています。

単純に考えれば、この3つの筋肉がどのような状態になっているかで、
頭皮の硬さが決まってしまう。

前頭筋

前頭筋が弱いと額にシワが多くなります。これは筋肉が垂れ下がってしまうため、
額の表面にシワとなってあらわれます。

前頭筋が垂れ下がってしまうと、帽状腱膜は引っ張られるため頭皮が硬くなる。

つまり、額にシワが多い人は頭皮が硬くなりやすい。
加齢でもシワが増えるのは若い頃より前頭筋が衰えていくため。


側頭筋

側頭筋も加齢による衰えもあるでしょうが、それよりスマホやパソコンなどで、
眼を酷使すると疲れてしまい、側頭筋の張りが原因で頭皮が硬くなりやすい。

さらに、歯を食いしばる癖のある人も側頭筋に疲労が蓄積するので、
パンパンに張ってしまう。

両サイドの側頭筋が張ってしまうと、とうぜん帽状腱膜にもハリが出てしまうため、
筋肉が疲労していくにつれ頭皮が硬くなっていく。


後頭筋

後頭筋も前頭筋と同じで、もともと弱い人や加齢により衰えても、
筋肉が垂れさがってしまい、頭皮が引っ張られて硬くなります。

もともと後頭筋が弱い人は猫背になりやすく、弓上になっている首の骨が
真っ直ぐになってしまうため、ストレートネックにもなりやすい。

つまり、姿勢の悪い人はこの後頭筋が弱い可能性が高く、
首や肩こりのひどい人もこの傾向にあるようです。



頭皮が硬くなっていくは筋肉の衰えだと思う理由

頭皮が硬くなっていく原因は筋肉の衰え!

「前頭筋」「側頭筋」「後頭筋」が衰える要因には、

・食べ物をよく噛まない

・同じ姿勢を長時間続けている

・眼をあまり動かさない


こうした事が考えらますが、どれもドンピシャで当たっているので、
これを改善しない事には、頭皮がどんどん硬くなっていくのでしょう。

食べ物をよく噛まないと咀嚼回数が減り、筋肉を動かす量も少なくなって
衰えにつながるのでしょうが、私の場合、顎関節症なので、
大きな口を開けることはもちろん、咀嚼もできるだけ少なく済ますので、
筋肉が低下していくのでしょう。

また、同じ姿勢もですが、眼をあまり動かさないのもよくないようです。
眼を動かすことで、間接的に前頭筋が緩むため、疲労が解放されますが、
パソコン仕事なのでどうしても一点集中してしまうのが悪い。

もちろん、血行不良で筋肉に栄養分が行き届かなければ、
それも筋力の低下につながるのでしょうが、私個人の場合は「前頭筋」「側頭筋」「後頭筋」の
3つが頭皮を硬くしているのは明らかですね。



前頭筋、側頭筋、後頭筋の低下を防ぐには?

食事の際は咀嚼回数を増やし、仕事が忙しくても定期的に体を動かすことが重要ですね。

これだけでも、筋肉の低下や疲労を減らすことができるでしょうが、
ケアも兼ねたストレッチを取り入れると、筋肉のハリがグッと解放される感覚になります。

「前頭筋」と「後頭筋」の触診とストレッチ法が、こちらの動画で紹介されていました。




最後に!

頭皮を支える筋肉の衰えからくる硬い頭皮なので、
ちょくせつ抜け毛の増加や薄毛の進行には影響しないでしょうが、

髪が育つための土壌である頭皮が永遠に引っ張られた状態では、
育毛には悪でしかないですね。

いずれ、抜け毛の増加から薄毛が進むきっかけとなるので、
早いとこ解消したいものです。

今のところ、ほとんど影響ないのですが、影響が感じられる頃には
「手遅れ!」という事にもなりかねないので、ハゲないようにストレッチに励んでいく予定です。

同じような症状を抱えている人は参考にしてください!