何色の頭皮が危険?抜け毛にも繋がるヤバイ頭皮状態の原因


髪に覆われている頭皮の色など、普段は気にしないですが、かゆみが生じたりフケが多くなったりした場合に、ふと頭皮を見てみると赤くなっている。

赤くなっていれば異常な状態ということは分かっても、その他の頭皮の色までは気にしない場合がほとんど。頭皮に不快な症状がなくても、抜け毛やフケが多い場合は、頭皮の色を確かめてみるといいかもしれません。

健康な頭皮は青白い色をしており、それ以外の色をした頭皮は何らかの異常が考えられます。

頭皮の色により原因も異なるため、正しくケアするためにその原因を知り対処したいものです。頭皮の色のそれぞれの原因についてまとめてみました。

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頭皮が赤くなる原因


いちばん発見しやすいのが赤くなった頭皮。明らかに異常な状態ですし、かゆみや痛みを伴うため、ヤバイと感じる状態。赤くなる要因は様々。

・紫外線を長時間あびることでの日焼け。

・シャンプー(合成界面活性剤や防腐剤、香料などの化学成分)が合ってない。シャンプーの仕方が悪い。

・整髪料が頭皮に合わない。

・カラーリングやパーマによる刺激


頭皮が炎症を起こしていると、頭皮の血流が滞り抜け毛につながることもあるので、早めにケアしたいですね。

頭皮の日焼けの場合、カサついて頭皮の荒れに繋がっているので、ホホバオイルや椿油、化粧水など、保湿してカサつきを悪化させないように。帽子などで予防することも大切。

シャンプーや整髪料に含まれる頭皮に悪い成分にも注意が必要ですし、頭皮を守ってくれるバリア機能は、皮脂をとり過ぎても低下してしまうため、洗浄力の強いシャンプーは控えたいですね。



頭皮が茶色になる原因


頭皮が茶色い場合は血のめぐりが悪い。頭皮には他の場所より多くの毛細血管があり、血液循環がうまくいってない為に古い血液がよどんでいる状態。

血液にのって運ばれるハズの栄養素や酸素が行き渡っていない状態なので、毛根奥にある毛母細胞も活力を失くします。

血液は栄養素や酸素を運ぶだけでなく、毒素などの不要となった老廃物の代謝の役目もあるため、これらがいつまでも滞っていれば、髪の成長を阻害して抜け毛。

この状態が長く続けば代謝がうまく行かず、皮膚のターンオーバーが遅れる原因にもなり、古い角質が頭皮を硬くする。さらには皮脂が毛穴に詰まってさらなる頭皮トラブルを招くことも。

頭皮の血のめぐりが悪いなら、頭皮マッサージが一番の改善策?

確かに、一時的には血液循環がよくなるので理に叶ってますが、そもそも頭皮の血のめぐりが悪いのは、頭皮だけが原因とは限らない。

いくら頭皮だけマッサージしても、全身の血液循環がうまく行ってなければ、一時的な施策に過ぎないですから、日頃から軽い運動をして血行促進を心がけるべきでしょう。



頭皮が黄色っぽくなる原因


頭皮が黄色っぽい場合は、内的要因が隠れていることが考えられます。

仕事が忙しく睡眠不足、タバコやアルコールの過剰、アトピーや花粉症といったアレルギーなど、身体からすればかなりのストレス。

体内では緊張状態が続いているので、リンパや血液の循環が悪くなり、頭皮が黄色っぽくなってしまう。この状態が長く続くと、免疫力も低下してしまうため、頭皮だけでなく色んな病気を患うことにもなります。

また、コンビニ食ばかりで栄養バランスが乱れていても、黄色っぽくなることがあるようです。

抜け毛などにはちょくせつ影響しないですが、健康な身体に健康な髪が生えるのですから、改善しておきたいですね。



最後に!

青白い頭皮以外はどれも異常な状態なので、気づいた時には思い当たることがなくても、今までの自分の行動の結果なので、何らかの対処をしましょう。

とくに頭皮が赤い場合で思い当たることがなければ、アレルギー性の皮膚炎を発症している可能性も。

また、脂漏性皮膚炎も疑われるため、放置すれば円形脱毛症のように部分的に髪が抜け落ちてしまうことも。そうならない為にも、早めの皮膚科の受診をおすすめします!