「生え際がどんどん後退していないですか?」
生え際に効く育毛剤をお探しの人は育毛剤選びの参考にして下さい。
いったん生え際の後退が始まると、
はじめは少し広くなった程度なのでそれほど気にならないですが、
ある時から不毛地帯が加速して広がってしまうこともあります。
とくにおでこの両サイドが後退していくと、髪で隠そうとするほど不自然な感じ。
そのうえ、強い風が吹くと周りの視線が気になりますね。
頭頂部であれば、とりあえず増毛パウダーでも振っておけば、
何とかなることもありますが、生え際は自分の髪でカバーするしかないので、
激しく後退する前に対策をしておきましょう。
頭頂部の改善より難しいといわれる生え際の薄毛ですが、
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なぜ、生え際の薄毛は改善しないのか?
生え際の薄毛の改善を難しくしているのは大別して2つ。
・Ⅱ型5αリダクターゼが多く存在する部位だから
・もともと毛細血管が少ない部位だから
この他にも、皮脂の分泌が多かったり、汚れが溜まりやすかったり、
髪が引っ張られるなどの要因もありますが、
育毛剤を使ううえで育毛を阻むのは、脱毛を促して発毛を阻害する
この2つの要因が大きいでしょう。
Ⅰ型とⅡ型がある5αリダクターゼは、Ⅱ型のほうが脱毛作用を強めると言われており、
頭頂部より生え際のほうが多く存在します。
ただこれは、遺伝的な要因があるので一概には言えないのも事実。
5αリダクターゼの量や、髪の成長を止めてしまうDHTに変換される感受性は、
遺伝的要因が大きいので、生え際に5αリダクターゼが多くあっても
男性ホルモンがDHTに変換されなければ、ハゲない人は後退しないです。
また毛細血管が少ないと、いくら外側から強力な育毛成分を浸透させても、
髪の生成に欠かせない栄養や酸素の供給が少なくなり、
髪を生みだす細胞活動が活発にならない。
ですから、脱毛抑制や発毛促進のどちらかに特化したものではなく、
髪に必要な栄養を与えつつ、脱毛抑制と発毛促進がうまくかみ合わないと、
改善どころか、どんどん後退していきます。
生え際の改善に必要なこと
毛細血管が少ないとはいえ、若い頃はフサフサだったのですから、
もともと少なくても髪は生えるハズです。
しかし、その毛細血管が本当に機能しているかが問題。
血管が老化して硬くなれば血液が流れにくくなり、ゴースト化した血管ばかりになっていく。
つまり、毛細血管にしっかり血液が流れていないために、
毛根の萎縮が進んで元気な髪が生えなくなり、やがて不毛地帯になるのです。
これって、薬やヘアケア商品だけで何とかなるものではないですよね。
なので、生活習慣の改善はかなり重要。
そもそも現状の薄毛体質は、「過去の生活習慣がつくり出した体質!」
これを認識しないと、いつまで経っても改善しません。
たとえば、ストレスは自律神経を乱して血管を収縮させてしまうため、
血流が悪くなるだけでなく、活性酸素も生み出すので毛細血管を老化させます。
また血糖値が高いと、血液中のあまった糖がタンパク質と結びついてしまい、
こちらも血管を劣化させます。
さらにまったく運動をしないと、血行が悪くなるのはもちろん、
運動によって消費されるハズだった男性ホルモンがあまり、
DHTに変換されてしまう可能性も出てきます。
正しいやり方をすれば、頭皮マッサージも有効ですが、
頭皮までのルートが悪ければ、頭皮だけ血流がぐんぐん改善することはないので、
やはり日頃の悪しき生活習慣の改善は不可欠です。
生え際の改善に期待できる育毛剤とは?
・AGAの原因ホルモンであるDHTを抑制する成分が含まれているか?
・血流をうながす成分が含まれているか?
・髪の栄養となる成分が含まれているか?
・外側からだけでなく、内側からもアプローチできるか?
・長期間使用できるか?
AGAの原因ホルモンであるDHTを抑制する成分
脱毛は複雑に絡みあって起きているので、AGAの原因ホルモンであるDHTだけが原因ではないですが、それでもDHTの産生を抑えないといけないのも事実。
医薬品でいえば、フィナステリド(プロペシアの有効成分)。
自然由来成分でいえば、ノコギリヤシ、キャピキシル、オウゴンエキス、クロユーカレノン(バナナ抽出物)、ヒオウギ抽出液、ビワ葉エキス、チョウジエキス、イソフラボン、亜鉛など
医薬品のフィナステリドよりは効果が低くなるものの、
自然由来成分なら副作用がほとんどないですから、これらの成分が含まれていないと、
期待するだけムダかもしれません。
血流をうながす成分
医薬品でいえば、ミノキシジル
自然由来成分でいえば、センブリエキス、海藻エキス、シナノキエキス、ニンジンエキス、ヒオコシエキス、ボタンエキス、D-パントテニルアルコール、塩酸ジフェンヒドラミン、ジオウエキス、センキュウエキス、ショウキョウエキス、トウキエキス、カモミラエキスなど
髪の栄養となる成分
L-アラニン、L-アルギニン、L-バリン、L-プロリン、グリシン、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、L-アスパラギン酸、L-イソロイシン、L-スレオニン、L-バリン、L-ヒスチジン、L-ピロリドンカルボン酸、L-フェニルアラニンなど
外側からだけでなく、内側からもアプローチできるか?
いくら外側からアプローチしても、髪は体の内側から生えるので、
髪を生みだす器官の機能向上を図らないと、薄毛体質が変わるものではありません。
髪に効く成分だけでなく、ビタミンやミネラルをバランスよく摂る必要があり、
それには毎日確実にバランスよくとれる育毛サプリが有効。
外側からだけでは効果が低くても、ダブルでアプローチすれば、
相乗効果が期待できます。
長期間使用できるか?
「育毛剤は最低でも3ヵ月利用すること」
といわれていますが、生え際にいたっては6ヵ月~1年の期間が必要です。
途中で挫折するような副作用の心配があるものでは、
不安を抱えつつ使用するので、どうしても短期的に判断しがちになります。
費用も含めて、安心して長く使えるものを選ぶべきです。
今まで使用した育毛剤の中で効果的だったのはチャップアップ
チャップアップは、上記で紹介した生え際の改善に必要なことを全てカバーしているうえ、
さらに「皮脂の分泌を抑制する成分」「頭皮の老化防止成分」も豊富に含まれています。
もちろん、育毛剤とサプリのセットがおすすめ。
色んな育毛剤を試してきた経験では、リアップX5ですら現状維持くらいの効果でした。
その他ではイクオスやフィンジア、ポリピュア、リデンなど、
挙げればきりが無いのですが、どの育毛剤でも良くて現状維持までの効果。
なかには、脱毛が再開するような育毛剤もありましたし、
頭皮がかゆくてたまらない育毛剤もありました。
ただ、育毛剤を使っていなければ、生え際が今より後退していたハズなので、
現状維持でも育毛剤の効果といえます。
その中でもっとも効果を感じられたのは、チャップアップですね。
これも個人差もあるのでしょうが、使いはじめて2週間で抜け毛が減り、
10ヵ月たった頃には両サイドのおでこが目立たなくなりました。
その後も2年以上使っていましたが、停滞期なのか、
そこから生え際が前進していないです。ちょっと不満。
もしかしたら、チャップアップの刺激に体が慣れてしまったのかも
ですが、私個人の経験ではチャップアップがいちばん良かったです。
最後に!
頭頂部の薄毛タイプなら、簡単ではないにしても満足いく改善まで期待できますが、
生え際の改善はいったん後退すると、元のフサフサな状態に戻ることはまれです。
砂漠に水を与えているような感覚になるので、早めの対策がいちばんの育毛かも知れません。
もし、すでに進んでしまっているなら、
一度AGAクリニックで相談することをおすすめします。
無料カウンセリングを利用すればタダですしね。
それからどうするか、考える時間くらいではそれほど進行しないですから、
そのうえで出来るだけ早く対策をしましょう!